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J-GLOBAL ID:200902189540458798   整理番号:93A0253602

stage II大腸癌における予後影響因子の検討

Histopathological Study of Factors for the Prognosis of stage II Carcinoma of Colon and Rectum.
著者 (4件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 34-39  発行年: 1993年01月 
JST資料番号: Z0124B  ISSN: 0047-1801  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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分類 (1件):
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消化器の腫よう 
引用文献 (8件):
  • 大腸癌における予後影響因子を検討した. 当院で手術を行った大腸癌のうち, 治癒切除のできた stage II 大腸癌を材料とした. このうち, 転移や再発をきたした25例を抽出し, 予後不良群 (A群) とした. これと, 5年以上転移再発のない群で, 背景因子を合わせた25例を予後良好群 (B群) とし, 病理組織学的に比較, 検討した. 優勢な組織型は, B群では高分化腺癌16例, 中分化腺癌7例, 粘液癌2例であったが, A群では高分化腺癌11例, 中分化腺癌11例, 粘液癌3例と非高分化腺癌の比率が高かった. 高分化腺癌でも, A群では癌巣の先進部で, 非高分化腺癌の像をとるものが多かった. またA群では, 壁深達度は s,a2 が多く, 癌巣がより浸潤性に増生する傾向があった. リンパ管侵襲には有意差はみられなかったが, 静脈侵襲はA群で有意に高かった. 以上の結果より, 組織学的分化度とともに先進部の所見, 壁深達度, 浸潤増殖様式, 静脈侵襲がstage II 大腸癌の予後を判定する上で重要な因子と考えられた.
  • 1) 大腸癌研究会編 : 大腸癌取扱い規約改訂第4版, 金原出版, 1985
  • 2) 胃癌研究会編 : 胃癌取扱い規約改訂第11版, 金原出版, 1985
  • 3) 広田映五, 岡田俊夫, 板橋政幸ほか : 大腸癌の組織型と予後, 日臨外医会誌 39 : 2108-2109,1981
  • 4) 北條慶一 : 結腸がん, 直腸がんの治療遠隔成績. 病態生理 8 : 81-385, 1989
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