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J-GLOBAL ID:200902200029891720   整理番号:09A0619217

生化学におけるチアミン二リン酸: 酵素とリボスイッチ研究でのチアミン二リン酸類似体

Thiamin diphosphate in biological chemistry: analogues of thiamin diphosphate in studies of enzymes and riboswitches
著者 (2件):
資料名:
巻: 276  号: 11  ページ: 2905-2916  発行年: 2009年06月 
JST資料番号: B0206B  ISSN: 1742-464X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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チアミンジリン酸(ThDP)類似体を用いることによりThDP依存性酵素の触媒作用機構を理解し,薬剤分子やリボスイッチとしてのチアミン類似体の役割を概説した。種々のThDP類似体を合成し,安定化した反応中間体において酵素と補酵素間の疎水的相互作用が重要な役割を果していることを示し,結合と触媒に不可欠な補酵素の性質を明らかにした。ThDPがピルビン酸脱水素酵素(PDH)E1蛋白質に結合した場合,活性部位ループの加水分解に対して半分の部位にあたる反応性を示すことを見出した。反応中間体アナログと結合した酵素の結晶構造は,反応の各段階における種々のアミノ酸側鎖の役割を示唆した。また,多くのThDPアナログは,ThDP-依存性酵素の強力な阻害剤であり,動物のコクシジウム症等の治療標的や除草剤としての潜在的重要性も議論した。さらに,チアミンやその類似体がチアミン生合成経路の遺伝子発現を調節するリボスイッチとしての役割を果すことから,病原性の細菌および真菌による感染に対する有用な治療標的を提供する可能性を示唆した。
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分類 (2件):
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補酵素  ,  遺伝子発現 
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