文献
J-GLOBAL ID:200902200043822404   整理番号:08A0428003

Fizeau干渉計に対する新しいスペクトル撮像法

Novel Spectral Imaging Method for Fizeau Interferometers
著者 (6件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 303-314  発行年: 2008年04月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2重Fourier干渉計測定に基づいたFizeau干渉計に対する新しいスペクトル撮像法を提示した。Fourier変換分光器アルゴリズムとVan Cittert-Zernike定理を適用することにより,天球の2次元空間的及び1次元スペクトル的情報を得ることができる。この撮像法は2重Fourier干渉計測定法と呼ばれる。Michelson干渉計の遅延軸はFizeau干渉計の画像面上の縞模様の軸に等しいことを指摘した。従って,この新しいアプローチは画像面に置いたリニアアレイ検出器を用いて天球の3次元情報を得ることができる。実験室実験を実施して新しい方法を定式化し,それを確証した。新しい方法に基づいて画像再構成を実行し,線源の空間分布とスペクトル分布を導出した。このように方法は実験的に確証された。新しい方法を用いることにより,個々の基線の主要観測で画像再構成を実施することが原理的に可能であり,通常の干渉計で必要な遅延線系はいらない。また,望遠鏡の光学系では視野が制限されるが,この方法は簡単に広域化することができる。従って,この新しいスペクトル撮像法はFizeau干渉計を用いる将来の天体観測に使用されるであろう。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
宇宙線・天体物理観測技術  ,  干渉測定と干渉計 
引用文献 (14件):
  • Born, M.,& Wolf, E.1964, Principles of Optics (New York: Pergamon Press)
  • Fizeau, H.1867, Prix Borodin: rapport sur le concours de I’ annee 1867 Comptes Rendus de I’ Academie des Sciences,
  • Hattori, M.,& Ohta, I. S., Matsuo, H.,& Shibata, Y.2000, ISAS Report, SP-14, 353
  • Itoh, K.,& Otsuka, Y.1986, J. Opt. Soc. Am. A., 3, 94
  • Mariotti, J. M.,& Ridgway, S. T.1988, A & A, 195, 350
もっと見る
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る