文献

J-GLOBAL ID：200902200091298946   整理番号：09A0769839

日本のソフトウェア企業における経営管理 技術選択および雇用・取引慣行との適合性

著者 (1件)： 徳丸宜穂 (名古屋商大 経済)
資料名： NUCB Journal of Economics and Information Science  (NUCB Journal of Economics and Information Science)
巻： 53  号： 2  ページ： 151-172  発行年： 2009年03月01日 
JST資料番号： L6161A  ISSN： 1346-6097  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ソフトウェア産業は日本企業の競争力にとって重要である。国際分業の中,オフショアリングの展開によって雇用・産業が空洞化するのか,高品質で革新的な製品・サービスを生み出していけるのかが問題となる。国際比較の準備作業(分析視角の明確化)として,ソフトウェア産業の競争力を規定する経営管理上の特質・仕組み,およびそれらの存立のロジックについて検討した。聞き取り調査に基づき,以下1)-5)の項目について叙述した。1)開発工程および組織,2)受注管理および製品企画,3)業績管理,4)開発管理,5)人事管理。また重要なポイントとして見積り,ウォーターフォール方式技術の選択,プロジェクト組織形態の選択,受注と雇用・取引慣行の関係(短期収益指向の抑制)を指摘し,その含意を議論した。

シソーラス用語： *経営管理 ,  情報技術 ,  雇用 ,  取引 ,  *情報産業 ,  ソフトウェア開発 ,  競争力 ,  製品品質 ,  アウトソーシング ,  *キャラクタリゼーション ,  アンケート ,  業績評価 ,  人材育成 ,  予算見積 ,  プロジェクト管理 ,  製造業 ,  人事考課
準シソーラス用語： 特性調査

分類 (1件)： 生産に関する一般問題  (JA01080A)

タイトルに関連する用語 (7件)： 日本 ,  ソフトウェア ,  企業 ,  経営管理 ,  雇用 ,  取引 ,  適合性