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J-GLOBAL ID：200902200137859816   整理番号：08A1056365

海洋工学におけるシステムインテグレーション ガスリフトによる海底からのメタンハイドレート回収システムの開発

著者 (2件)： 峯元雅樹 (九大 大学院工学研究院) ,  松隈洋介 (九大 大学院工学研究院)
資料名： 計測と制御  (Journal of the Society of Instrument and Control Engineers)
巻： 47  号： 10  ページ： 849-855  発行年： 2008年10月10日 
JST資料番号： F0131A  ISSN： 0453-4662  CODEN： KESEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： メタンガスハイドレートを海底から回収する方法としていくつかの方法があるが,回収方法を実用化するにはさまざまな技術課題の克服と経済性が課題である。日本では,本回収方法を今後10年間で実用化する基本計画を2008年3月に策定した。本稿では,ガスリフト法を中心にメタンハイドレート回収システムの開発状況を紹介した。ガスリフト法によるメタンハイドレートの回収法はまだ課題が多いが,エネルギーの使用量を少なくできることを特徴とした新しいシステムとして十分実用化の可能性はある。本稿では,メタンハイドレート回収方法の概要,ガスリフト法に関する研究状況(ガスリフト試験と流動解析,ハイドレートの分析速度,実機サイズの気固液三相流流動解析),システム運転方法の検討(起動・停止特性,負荷変動特性,システム構成案),について説明した。

シソーラス用語： 海洋工学 ,  システムインテグレーション ,  *ポンプ採油 ,  *ガスハイドレート ,  資源回収 ,  *回収 ,  流動解析 ,  運動方程式 ,  負荷変動 ,  系統運用 ,  *海底 ,  天然ガス ,  *メタンハイドレート
準シソーラス用語： *ガスリフト採油 ,  システム運転

分類 (1件)： 油田・ガス田開発  (UA02050L)

引用文献 (19件)：

• 佐藤幹夫. メタンハイドレートの分布とメタン量・資源量. Aquabiology (海洋と生物). 2001, 23, 5, 460-464
• TROFIMUK, A. A. eds. The future supply of nature-made petroleum and gas. 1977, 919-926
• MEYER, R. F. eds. Long-term energy resources. 1981, 49-72
• MCLVER, R. D. eds. Long-term energy sources. 1981, 713-726
• DOBRYNIN, V. M. Long-term Energy Resource. 1981, 727-729

タイトルに関連する用語 (6件)： 海洋工学 ,  システムインテグレーション ,  海底 ,  メタンハイドレート ,  回収システム ,  開発