グアニンヌクレオシドの一-及び二水和クラスタの紫外分光法及び理論計算  グアノシン及び2′-デオキシグアノシンの異なる水和構造の可能性

SAIGUSA Hiroyuki; MIZUNO Nobuteru; ASAMI Hiroya; TAKAHASHI Kenshi; TACHIKAWA Masanori

文献

J-GLOBAL ID：200902200173097051 整理番号：08A1020442

グアニンヌクレオシドの一-及び二水和クラスタの紫外分光法及び理論計算グアノシン及び2′-デオキシグアノシンの異なる水和構造の可能性

Ultraviolet Spectroscopy and Theoretical Calculations of Mono- and Dihydrated Clusters of the Guanine Nucleosides: Possibility of Different Hydration Structures for Guanosine and 2′-Deoxyguanosine

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資料名：
巻： 81 号： 10 ページ： 1274-1281 (J-STAGE) 発行年： 2008年
JST資料番号： G0450A ISSN： 0009-2673 CODEN： BCSJA8 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

グアノシン(Gs)及び2′-デオキシグアノシン(2′-dGs)の一-及び二水和クラスタを,超音波-ジェット冷却と組合せたレーザ脱離によってつくり,それらの電子スペクトルを共鳴二光子イオン化分光法によって求めた。これらの水和クラスタの電子スペクトルは多重構造異性体からなると見られる。9-メチルグアニン(9MG)及び計算研究の結果と比較して,可能な水和構造を調べた。Gsの二水和クラスタは,2′-dGs及び9MGに比べて顕著にシフトした吸収バンドを示すことが分かった。観察からGsの2′-ヒドロキシル基を含む特異な二水和物の構造の存在が示唆された。(翻訳著者抄録)

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ヌクレオシド,ヌクレオチド , 分子化合物 , 有機化合物の可視・紫外スペクトル(分子) , 分子の立体配置・配座

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引用文献 (23件)：

1) W. Saenger, Principles of Nucleic Acid Structure, Springer-Verlag, New York, 1984.
2) B. Schneider, D. M. Cohen, L. Schleifer, A. R. Srinivasan, W. K. Olson, H. M. Berman, Biophys. J. 1993, 65, 2291.
3) B. Schneider, H. M. Berman, Biophys. J. 1995, 69, 2661.
4) S. Arai, T. Chatake, T. Ohhara, K. Kurihara, I. Tanaka, N. Suzuki, Z. Fujimoto, H. Mizuno, N. Niimura, Nucleic Acids Res. 2005, 33, 3017.
5) B. Schneider, K. Patel, H. M. Berman, Biophys. J. 1998, 75, 2422.

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グアニンヌクレオシドの一-及び二水和クラスタの紫外分光法及び理論計算 グアノシン及び2′-デオキシグアノシンの異なる水和構造の可能性

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