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J-GLOBAL ID：200902200289333755   整理番号：09A0760829

サブストーム開始の引き金となる磁気圏尾部リコネクション

Tail Reconnection Triggering Substorm Onset

著者 (17件)： ANGELOPOULOS Vassilis (Univ. California at Los Angeles, CA, USA) ,  MCFADDEN James P. (Univ. California at Berkeley, CA, USA) ,  LARSON Davin (Univ. California at Berkeley, CA, USA) ,  CARLSON Charles W. (Univ. California at Berkeley, CA, USA) ,  MENDE Stephen B. (Univ. California at Berkeley, CA, USA) ,  FREY Harald (Univ. California at Berkeley, CA, USA) ,  PHAN Tai (Univ. California at Berkeley, CA, USA) ,  SIBECK David G. (NASA, MD, USA) ,  GLASSMEIER Karl-Heinz (TUBS, Braunschweig, DEU) ,  AUSTER Uli (TUBS, Braunschweig, DEU) ,  DONOVAN Eric (Univ. Calgary, Alberta, CAN) ,  MANN Ian R. (Univ. Alberta, Alberta, CAN) ,  RAE I. Jonathan (Univ. Alberta, Alberta, CAN) ,  RUSSELL Christopher T. (Univ. California at Los Angeles, CA, USA) ,  RUNOV Andrei (Univ. California at Los Angeles, CA, USA) ,  ZHOU Xu-Zhi (Univ. California at Los Angeles, CA, USA) ,  KEPKO Larry (Univ. New Hampshire, NH, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 321  号： 5891  ページ： 931-935  発行年： 2008年08月15日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サブストームは地球の磁気圏尾部に蓄えられた太陽風エネルギーが一気に放出される現象でありオーロラを引き起こすが,その発生の起源が地球近傍の磁気圏尾部を横切る電流の乱れなのか,または,より遠く離れた磁気圏尾部での磁気リコネクション過程なのか解明されていなかった。本稿では,この問題の解決を目的とした5機からなるNASAの磁気圏観測衛星THEMISと地上の20個所の観測施設網を通じて2008年2月に発生したサブストームとオーロラ現象を観測した結果を報告した。オーロラの増光の少なくとも1.5分前,サブストーム拡大の少なくとも2分前,地球近傍での電流の乱れの約3分前に磁気圏尾部で磁気リコネクションが起こっていることが分かった。この結果は,サブストーム発生の起源を磁気圏尾部での磁気リコネクションとするシナリオを支持する。

シソーラス用語： *磁力線再結合 ,  *サブストーム ,  太陽風 ,  磁気圏尾部 ,  極光 ,  データ解析 ,  プラズマシート ,  天文衛星
準シソーラス用語： THEMIS観測衛星 ,  磁気リコネクション

分類 (1件)： 地磁気変動・脈動  (DC04080V)

タイトルに関連する用語 (4件)： サブストーム ,  引き金 ,  磁気圏尾部 ,  リコネクション