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J-GLOBAL ID:200902200423642999   整理番号:08A1037344

土器川扇状地における湧水利用の変化

Change of spring water utilization in Doki-river alluvial fan, Kagawa Prefecture, Western Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 478-486  発行年: 2008年10月05日 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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1975年香川用水導入後の土器川扇状地における湧水と農業用水の利用実態を明らかにするため,1994~1995年に湧水および農業用水の流動および夏季の水収支を解明し,香川用水導入後における湧水利用の変化を検討した。湧水は扇状地の旧河道と推定される帯状凹地に分布し,水位は潅漑水の供給される6~9月に高く,12~2月に低下する変動を示した。湧水流量は潅漑期に増加し,非潅漑期に減少または消失した。流量の年間変動は扇央部湧水で大きく,浅層地下水の平均流速は11m/日と推定された。1994年干ばつ時の湧水平均流出量は,涵養面積あたり6.1mm/日で,浸透水量に対する湧水反復利用率は54%と計算され,1995年平水時の湧水平均流出量は13.3mm/日で,湧水反復利用率は96%と大きかった。水路水の反復利用率は1994年干ばつ時31%,1995年平水時12%で,香川用水導入前における1956年の41%と比べると減少していた。土器川扇状地の湧水は浅層地下水を集水・送水する潅漑機能を有し,湧水を通した反復利用は香川用水の導入後高まっていると考えられた。
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分類 (2件):
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稲作  ,  農業土木 
引用文献 (44件):
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