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J-GLOBAL ID：200902200490657194   整理番号：08A0520547

活動中のアクチン:アクチン細胞骨格とシナプスの有効性間の相互作用

Actin in action: the interplay between the actin cytoskeleton and synaptic efficacy

著者 (2件)： CINGOLANI Lorenzo A. (Univ. Coll. London, London, GBR) ,  GODA Yukiko (Univ. Coll. London, London, GBR)
資料名： Nature Reviews. Neuroscience  (Nature Reviews. Neuroscience)
巻： 9  号： 5  ページ： 344-356  発行年： 2008年05月 
JST資料番号： W1331A  ISSN： 1471-003X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シナプス制御は,安定した構成成分として,また動的な線維として機能するアクチンの能力を利用している。シナプスの形態的な変化を引き起こすアクチンの役割は詳細に理解されているが,それに加えて前後シナプス末端の有効性をアクチンが動的に修飾することが明らかになりつつある。アクチンはシナプス制御の複数の側面に関わっており,これは多様なシグナル伝達経路が異なるアクチン貯蔵部位を利用することによって遂行されているようである。この総説では,主に基本的なシナプス機構におけるアクチンの未解明の機能と,シナプス強度の制御におけるアクチンの役割に関する最近の研究成果について解説した。前シナプスではシナプス小胞の貯蔵や移動におけるアクチンの役割について,後シナプスでは受容体の足場構成や受容体の輸送及びシナプス可塑性におけるアクチンの役割について解説し,さらにシナプス制御と行動の関連についても解説した。

シソーラス用語： *アクチン ,  アクチンフィラメント ,  アクチン結合タンパク質 ,  *細胞骨格 ,  *シナプス ,  神経生理 ,  シナプス形成 ,  シナプス小胞 ,  長期増強 ,  情報伝達受容体 ,  神経可塑性
準シソーラス用語： シナプス可塑性

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 活動 ,  アクチン ,  アクチン細胞骨格 ,  シナプス ,  有効性 ,  相互作用