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J-GLOBAL ID:200902200521140918   整理番号:09A0898790

タラポルフィン-血清アルブミン錯体の光学特性

Optical Properties of Talaporfin-Serum Albumin Complex
著者 (5件):
資料名:
巻: 505  ページ: 308-317  発行年: 2009年07月 
JST資料番号: B0877A  ISSN: 1542-1406  CODEN: MCLCE9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒト血清アルブミン(HSA)存在下における,光線力学療法の光線感作物質,タラポルフィンの光学特性を位相分解蛍光により検討した。タラポルフィン-HSA錯体はリン酸緩衝溶液(PBS)中,濃度1.95×10-7Mから1.00×10-4Mの濃度範囲で解析した。タラポルフィンPBS溶液の蛍光スペクトルは662nm近辺にピークを示し,一方,タラポルフィン-HSA錯体のピークは670nmに赤色ピークシフトする。タラポルフィン-HSA錯体の光物理パラメータは,1.25×10-5M以下の濃度で,最低一重項励起状態から基底状態への電子遷移に帰属される。タラポルフィン-HSA錯体のPBS溶液の蛍光強度はタラポルフィンPBS溶液のそれより強い。この結果より,タラポルフィン-HSA錯体において,タラポルフィン分子はHSAサイトIIに結合し,その結果,HSAの周辺アミノ酸残基のため,それらは裸のPBS溶液におけるよりも小さい極性環境を感知すると考えられる。タラポルフィン-HSA錯体の蛍光寿命はタラポルフィン濃度と共に増大し,その値4.9~5.5nsはPBS溶液の値より長い。
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分類 (3件):
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光化学反応  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  腫ようの薬物療法 
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