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J-GLOBAL ID:200902200641992780   整理番号:09A0932447

中部日本,美ケ原高原とその周辺地域における後期鮮新世-前期更新世の火山活動史

Late Pliocene to early Pleistocene volcanic history of the Utsukushigahara Plateau and adjacent areas, Central Japan
著者 (3件):
資料名:
巻: 115  号:ページ: 400-422  発行年: 2009年08月15日 
JST資料番号: F0528A  ISSN: 0016-7630  CODEN: CHTZA5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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美ケ原高原とその周辺地域には小滝山層群などを基盤岩として塩嶺火山岩類の最初期頃の火山噴出物である和田牧場火山岩類,唐沢川火山岩類,美ケ原火山岩類,三峰火山岩類,和田峠火山岩類が分布する。この地域の塩嶺火山岩類は約2.1Maに火山活動を開始した。その後,約1.3Maまで玄武岩質安山岩~安山岩質マグマとデイサイト~流紋岩質マグマがそれぞれ活動し,複数の火山体を形成した。唐沢川火山岩類は停滞水域が存在する環境で,その後の火山岩類は陸上で噴出・堆積した。塩嶺火山岩類は北西-南東方向の狭長な凹地内で噴出しており,その凹地の南東延長上には引張応力場で形成された追分火山性地溝,八柱火山群が存在する。したがって,美ケ原高原地域の火山活動はそれらと同様に北西-南東方向の構造の影響を受けて活動しており,八ケ岳-中信高原地域に膨大な量のマグマを噴出した一大マグマ生成場に関連した構造運動が後期鮮新世~前期更新世にあった可能性がある。(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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地球熱学,火山物理学 
引用文献 (49件):
  • 秋葉 力・藤江 力・松井 愈・岡部賢二・酒匂純俊・魚住 悟, 1966,北海道南西部における火成活動と地質構造.地団研専報, 12, 16-24.
  • Burchfiel, B. C. and Stewart, J. H., 1966, “Pull-apart” origin of the central segment in Death Valley, California. Bull. Geol. Soc. Amer., 77, 439-442.
  • 第四紀火山カタログ委員会, 1999, 日本の第四紀火山カタログ, ver. 1.0.日本火山学会, CD-ROM.
  • 広瀬 亘・中川光弘, 1999, 北海道中央部~東部の新第三紀火山活動: 火山学的データおよび全岩化学組成からみた島弧火山活動の成立と変遷.地質雑, 105, 247-265.
  • 本間不二男, 1931, 信濃中部地質史.古今書院, 331p.
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