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J-GLOBAL ID:200902200659472440   整理番号:09A1196924

代謝工学により目的を達成した枯草菌でのカロチノイド生産

Carotenoid production in Bacillus subtilis achieved by metabolic engineering
著者 (3件):
資料名:
巻: 31  号: 11  ページ: 1789-1793  発行年: 2009年11月 
JST資料番号: E0971A  ISSN: 0141-5492  CODEN: BILED3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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C30カロチノイドを産生するStaphylococcus aureus由来のカロチノイド合成に関与するデヒドロスクアレンシンターゼ(crtM)及びデヒドロスクアレンデサチュラーゼ(crtN)両コード化遺伝子を安全な微生物としてFDAが布告している枯草菌へ導入し,カロチノイド生産の可能性を検討した。S.aureusのゲノムが枯草菌ゲノムのように低GC含量であるため,カロチノイド生産菌S.aureusのゲノムはカロチノイド前駆体と推定されるイソプレン蓄積枯草菌のカロチノイド生産に適用できた。crtM及びcrtN両遺伝子を枯草菌-大腸菌シャトルベクターpHY300PLKに組み込み,pHYcrtMNベクターを作製した。エレクトロポレーションで作製ベクターを枯草菌へ導入してカロチノイド生産菌株を構築した。組換枯草菌では産生色素の吸収極大及びMALDI-TOF-MSによる結果からC30カロチノイド2種類,4,4′-ジアポリコペン及び4,4′-ジアポニューロスポレンが蓄積されていることを確認した。C30カロチノイドは抗酸化作用を示すことから,過酸化水素を使用して細胞生存テストを実施したところ4,4′-ジアポニューロスポレンに比べて4,4′-ジアポリコペンの抗酸化作用は強く,形質転換枯草菌細胞が空ベクター導入細胞と比べて高い生存率を示した。以上から,C30カロチノイドの両蓄積物質が酸化条件下における各種生物にて防御的役割を果たすと推定した。
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分類 (3件):
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微生物の生化学  ,  遺伝子発現  ,  微生物代謝産物の生産 
物質索引 (3件):
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タイトルに関連する用語 (3件):
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