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J-GLOBAL ID：200902200724532030   整理番号：09A0403960

正常上皮細胞と形質転換上皮細胞の界面の性質

Characterization of the interface between normal and transformed epithelial cells

著者 (13件)： HOGAN Catherine (Univ. Coll. London, London, GBR) ,  DUPRE-CROCHET Sophie (Univ. Coll. London, London, GBR) ,  NORMAN Mark (Univ. Coll. London, London, GBR) ,  KAJITA Mihoko (Univ. Coll. London, London, GBR) ,  ZIMMERMANN Carola (Univ. Coll. London, London, GBR) ,  PELLING Andrew E. (London Centre for Nanotechnology and Centre for Nanomedicine, London, GBR) ,  PIDDINI Eugenia (National Inst. Medical Res., London, GBR) ,  BAENA-LOPEZ Luis Alberto (National Inst. Medical Res., London, GBR) ,  VINCENT Jean-Paul (National Inst. Medical Res., London, GBR) ,  ITOH Yoshifumi (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  HOSOYA Hiroshi (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN) ,  PICHAUD Franck (Univ. Coll. London, London, GBR) ,  FUJITA Yasuyuki (Univ. Coll. London, London, GBR)
資料名： Nature Cell Biology  (Nature Cell Biology)
巻： 11  号： 4  ページ： 460-467  発行年： 2009年04月 
JST資料番号： W1369A  ISSN： 1465-7392  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 初めに形質転換が起きた時,それと正常細胞の界面で何が起きるかを明らかにするために,GFPタグをつけた発癌性Ras^V12をテトラサイクリン誘導性に発現するMDCK上皮細胞を作り,蛍光標識して,正常MDCK細胞と混合した。正常細胞に取り囲まれた状態では,Ras^V12細胞は単分子膜から上へ突き出るか,または基底突起を形成し,基底マトリックスに浸潤した。Ras^V12細胞同士が相互に取り囲んでいる場合には,このような突起の形成は見られなかった。正常細胞にROCKのドミナントネガティブ変異体を発現させた時,E-カドヘリンをノックダウンした時,および不活性Cdc42を発現させた時には,上部突起形成頻度は低下し,基底突起形成と浸潤は促進された。即ち,Ras^V12形質転換細胞は正常細胞と形質転換細胞を区別し,細胞形や細胞骨格を修飾する。

シソーラス用語： *上皮細胞 ,  *形質転換 ,  *Rasタンパク質 ,  発癌 ,  遺伝子発現 ,  MDCK細胞 ,  腫瘍浸潤 ,  タンパク質キナーゼ ,  突然変異体 ,  E-カドヘリン ,  RNA干渉 ,  Rhoタンパク質 ,  細胞骨格 ,  ショウジョウバエ ,  緑色蛍光タンパク質 ,  蛍光標識 ,  コラーゲン ,  エノール ,  芳香族ケトン ,  フェノール類 ,  カルボアミド ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  アミノアルコール ,  ケト酸 ,  ジケトン ,  第三アミン ,  ヒドロキシ酸 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール
準シソーラス用語： Cdc42 ,  ROCK ,  コラーゲンI ,  ドミナントネガティブ変異体 ,  *細胞形態

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： テトラサイクリン

タイトルに関連する用語 (4件)： 上皮細胞 ,  形質転換 ,  界面 ,  性質