抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最初に,第1章で導出したBrownの方程式を数値的に解くために必要な領域の離散化を詳述した。本講座では有限差分法を述べた。マイクロマグネティクスシミュレーションで最も計算時間を要するのは,磁化自身が磁性体内に作る静磁界(反磁界)の計算である。この章では反磁界を磁極分布から直接計算する方法を解説した後,離散たたみ込み定理(discrete convolution theorem)に基づく高速Fourier変換を利用した高速計算について概説した。実効磁界からは,LaBonteの反復法を用いて,Brown方程式を数値的に解くことができる。最後に,LaBonteの反復法について解説した。