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J-GLOBAL ID:200902201375888847   整理番号:08A1233979

脂肪摂取によって誘発される腸由来循環因子であるN-アシルホスファチジルエタノールアミンは食餌摂取を抑制する

N-acylphosphatidylethanolamine, a Gut- Derived Circulating Factor Induced by Fat Ingestion, Inhibits Food Intake
著者 (23件):
資料名:
巻: 135  号:ページ: 813-824  発行年: 2008年11月28日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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N-アシルホスファチジルエタノールアミン類(NAPE)は生理的重要性が不明の血漿中脂質が比較的豊富な基である。本稿で,著者らは脂質摂取に応答して小腸から循環中にNAPEが分泌されることと,最も豊富な循環NAPEを生理学的投与量で全身投与することにより,条件味覚嫌悪を生じずに,ラットの食餌摂取量が減少することを示している。さらに,14C-放射標識NAPEが脳に入り,特に視床下部に集中すること,NAPEのナノモル量の脳室内注入によって食餌摂取量が減少することを合わせると,同NAPEの影響は中枢神経系との直接的相互作用によって媒介される可能性があることが示唆される。最終的に,長期NAPE注入により,食餌摂取および体重の両方が減少することから,NAPEと長時間作用型NAPE類似体が肥満治療の新たな治療標的である可能性があることが示唆される。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物生理一般  ,  中枢神経系 

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