抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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児童・生徒による情報活用の実践能力を,コンピュータを利用して,客観的で比較的短期間に評価するe-Testingシステムの開発を目的として,昨年度開発して700名以上について実践した試験システム(プロトタイプ)の改良版システムの概要と評価方法を中心に報告する。本システムは,1)試験問題データベース,2)試験実施システム,3)自動採点評価システム,4)作題支援システムの4つから構成されている。また,試験実施システムと作題支援システムには,解答支援ツールが利用できる様になっており,現在,描画ソフト・表計算ソフト・百科事典検索ソフトが装備されている。平成19年度に実施した試験システムの結果では,以下の点を明らかにした。1)ペーパーテストでは測定できない力をe-Testingで測定することが可能,2)多様なPC環境が想定される学校でも実用的に利用できる,3)試験システム実施システムから解答支援ツールを汎用的に利用するための仕様を策定,4)解答支援ツールの操作結果をもとにした評価の自動処理が可能。