抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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データセンタへのサーバ統合の進展に伴い,利用率の向上,省電力,運用管理の効率化などを目的に,サーバやストレージに対する仮想化技術の重要度が増してきている。一方,ネットワークは,従来から様々な仮想化技術が実現している。富士通ではスイッチ,ルータ,ネットワーク・アプライアンスなどの自社ネットワーク製品で仮想化に対応してきている。本稿では,現状のネットワークサーバが実現している仮想化技術をOSI(Open Systems Interconnection)の通信モデルにおけるネットワーク機能レイヤと対比して紹介する。さらに,サーバとの関係が深いサーバ負荷分散技術について,富士通が提供しているネットワークサーバIPCOM EXシリーズを例に詳細を解説する。最後に,サーバのセンタ集約に伴って今後必要とされるネットワークサーバの仮想化技術の方向性について述べる。(著者抄録)