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J-GLOBAL ID:200902201556870290   整理番号:08A0126299

強いペルオキシゾーム増殖剤活性化受容体γアゴニスト,4-ヒドロキシドコサヘキサエン酸はDSS誘導結腸炎の症状を緩和する

4-Hydroxydocosahexaenoic acid, a potent peroxisome proliferator-activated receptor γ agonist alleviates the symptoms of DSS-induced colitis
著者 (11件):
資料名:
巻: 367  号:ページ: 566-572  発行年: 2008年03月14日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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(5E,7Z,10Z,13Z,16Z,19Z)-4-ヒドロキシ-5,7,10,13,16,19-ドコサヘキサエン酸(4-OHDHA)は,以前報告されているようにペルオキシゾーム増殖剤活性化受容体γ(PPARγ)の強力なアゴニストであり,抗糖尿病剤である。PPARγアゴニストは抗炎症機能も有するため,この研究では,4-OHDHAがin vitroで炎症遺伝子の発現に阻害効果を示すか,4-OHDHAが炎症性腸疾患のマウスモデルでデキストラン硫酸ナトリウム(DSS)誘導結腸炎の症状を緩和するかを検討した。4-OHDHAはリポ多糖類(LPS)活性化マクロファージによる一酸化窒素の生成および誘導一酸化窒素シンターゼ(Nos2/iNOS)とインターロイキン6 (Il6)を含む炎症性遺伝子のサブセットの発現を阻害した。加えて,4-OHDHA処理マウスは,処理していない対照マウスと比べDSS誘導結腸炎により生じた体重減少からより良く回復した。4-OHDHA処理マウスの疾患活性インデックス(DAI)の変化も,対照マウスに対するより良好であり,典型的な抗炎症剤,5-アミノサルチル酸(5-ASA)で処理したマウスと同程度であった。これら結果は,4-OHDHAが炎症遺伝子発現の抑制により仲介される臨床的に有用な抗炎症効果を有する可能性があることを示す。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  消化器の疾患 
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