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J-GLOBAL ID:200902201660037320   整理番号:08A0505734

低温電子顕微鏡法による細胞質多角体病ウイルスの分解能3.88Åでの構造

3.88 Å structure of cytoplasmic polyhedrosis virus by cryo-electron microscopy
著者 (6件):
資料名:
巻: 453  号: 7193  ページ: 415-419  発行年: 2008年05月15日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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細胞質多角体病ウイルス(CPV)はレオウイルス科のうちでも独特で,ターレット(turret)のある単層キャプシドがポリヘドリン封入体の中に格納されているにもかかわらず,細胞への侵入と内在性のRNA転写を完全に行うことができる。生化学データから,CPVターレットタンパク質(TP)アミノ末端の79残基があれば,CPVまたは改変タンパク質をポリヘドリンマトリックスに運び込んでマイクロカプセル化できることが示されている。今回我々は,単粒子低温電子顕微鏡法によるCPVの分解能3.88Åでの三次元構造を報告する。我々のマップには,α-ヘリックスの巻きと深い溝,βシートを構成する個々の鎖,ループや多数のかさばる側鎖の密度がはっきりと観察され,低温電子顕微鏡マップからの原子モデル構築が可能となった。我々は,キャプシド外殻タンパク質がとる2つのコンホメーションの間では,ゲノムRNAと直接相互作用する領域でヘリックスからβ-ヘアピンへのコンホメーション変化が起こることを観察した。また,メッセンジャーRNA放出孔が,CPV特有のmRNAキャッピング装置と結合していることを発見した。さらに,ナノ技術への応用が期待される構造体である,ポリヘドリン結合ドメインを同定した。Copyright Nature Publishing Group 2008
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分類 (2件):
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分子構造  ,  ウイルスの生化学 
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