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J-GLOBAL ID:200902201748033286   整理番号:09A0216225

固体CaO-溶融スラグ界面におけるP2O5含有相の微視的生成機構

Microscopic Formation Mechanisms of P2O5-containing Phase at the Interface between Solid CaO and Molten Slag
著者 (5件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 258-267  発行年: 2009年03月01日 
JST資料番号: F0332A  ISSN: 0021-1575  CODEN: TEHAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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固体CaOと液相スラグが共存するマルチフェーズフラックス操業による効果的な溶銑脱りんプロセスの研究として,スラグ中のP2O5の2CaO・SiO2相への濃化挙動に着目し検討した。異なるmol%CaO/mol%SiO比,FeOx及びP20濃度で調製したFeOx-CaO-SiO2-P,05系スラグ試料をアルミナるつぼで溶解し,固体CaOを1573,1673Kで所定時間(2~40s)反応させ,スラグの付着したCaO試料して急冷しSEM・EDS解析した。以下の知見を得た。1)反応界面において,固体CaO側から,層状のCaO-FeOx相,2CaO・SiO2-高FeOx濃度液相スラグ共存相,バルクスラグ相の順に生成するのが確認された。2)スラグ中CaO/SiO2比及びFeOx濃度が高いと,P2O5の濃縮が早い。3)スラグ中P2O5濃度が高く,反応時間が長くなるほど,高濃度P2O5相が生成する。4)CaO-FeOx相の厚さは反応時間の平方根に比例し,相の生成はFe2の拡散律速である。5)スラグ中CaO/SiO2比の増加に伴い相の厚さの増加速度が上昇する。
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製鋼 
引用文献 (16件):
  • 1) W.J.Schlitt and G.W.Healy: Am. Ceram. Soc. Bull., 50 (1971), 954.
  • 2) H.Ono, T.Masui and H.Mori: Tetsu-to-Hagané, 69 (1983), 1763.
  • 3) H.Kimura, T.Yanagase, F.Noguchi and Y.Ueda: J. Jpn. Inst. Met., 38 (1974), 226.
  • 4) F.Noguchi, Y.Ueda and T.Yanagase: J. Jpn. Inst. Met., 41 (1977), 883.
  • 5) W.Fix, H.Heymann and R.Heinke: J. Am. Ceram. Soc., 52 (1969), 346.
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