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J-GLOBAL ID：200902201800557833   整理番号：09A1295012

ナトリウムをベースとするフルオロリン酸塩カソード材料のイオノサーマル合成

Ionothermal Synthesis of Sodium-Based Fluorophosphate Cathode Materials

著者 (6件)： RECHAM N. (Univ. de Picardie Jules Verne, Amiens, FRA) ,  CHOTARD J-N. (Univ. de Picardie Jules Verne, Amiens, FRA) ,  DUPONT L. (Univ. de Picardie Jules Verne, Amiens, FRA) ,  DJELLAB K. (Univ. de Picardie Jules Verne, Amiens, FRA) ,  ARMAND M. (Univ. de Picardie Jules Verne, Amiens, FRA) ,  TARASCON J-M. (Univ. de Picardie Jules Verne, Amiens, FRA)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 156  号： 12  ページ： A993-A999  発行年： 2009年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リチウムイオン電池のカソード材料に関連して,イオノサーマル反応による低温(250~280°C)でのフルオロリン酸塩,Na₂FePO₄Fのナノ粉体の調製の容易さについて報告した。ちなみに,固体反応法で類似の性質の相を得るためには600°Cほどの高い温度が必要であった。そのナノ粉体はセラミック法によって調製したそれらに比べ,向上した電気化学的性能を示した。同じ過程を使用して,Na₂Fe_1-xMn_xPO₄F系列の材料を作製した。その電気化学的性能は,最初増大し(x=0.05),そこで急速に悪化し,xが0.1より大きくなると全体的に非実用的になったが,2D(二次元)-3D(三次元)構造転移はx=0.25についてだけ明らかであった。本研究によって,さらにイオノサーマル合成が無機合成に対して提供する新規な機会が実証された。

シソーラス用語： *ナトリウム化合物 ,  *鉄化合物 ,  *フルオロリン酸塩 ,  *マンガン化合物 ,  *電極材料 ,  *リチウムイオン電池 ,  化学合成 ,  低温 ,  固相反応 ,  セラミック ,  電気化学的挙動 ,  化学組成 ,  構造相転移 ,  X線回折 ,  電子顕微鏡観察
準シソーラス用語： イオノサーマル合成 ,  *カソード材料 ,  ナノ粉体 ,  組成依存性

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  電気化学一般  (CB07010N) ,  二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナトリウム ,  フルオロリン酸塩 ,  カソード材料 ,  イオノサーマル合成