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J-GLOBAL ID：200902201845492287   整理番号：09A1287278

混合原子価テトラチアフルバレンナノファイバーを含むポリマーコンポジットに基づく透明導電性フィルム

Transparent Conductive Films based on Polymer Composites Containing the Mixed-Valence Tetrathiafulvalene Nanofibers

著者 (4件)： TANAKA Kazuo (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ISHIGURO Fumiyasu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KUNITA Tomoyuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  CHUJO Yoshiki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry  (Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry)
巻： 47  号： 23  ページ： 6441-6450  発行年： 2009年12月01日 
JST資料番号： C0337C  ISSN： 0887-624X  CODEN： JPLCAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中性テトラチアフルバレン{TTF}とTTF-ヘプタフルオロ酪酸塩を含むMeCN溶液とポリマー溶液(PS-ベンゼン,PMMA-DCM,PVP-MeCN)を混合し,PhI(OAc)₂を加えてTTFラジカルカチオン塩を形成させ,基板上にキャストして透明フィルムを得た。フィルム析出時に,ポリマー溶液中でTTFの中性およびラジカルカチオンが自己会合してナノファイバーを形成した。混合原子価TTFおよびスタッキング構造を紫外可視吸収スペクトルとXRDから確認し,導電性を四点法で測定した。35モル%の混合原子価TTFを含むPMMAフィルムとPEDOT:PSSフィルムの導電性は同程度であったが(2.8×10^-2と5.4×10^-1S/cm),透明性は前者が96%,後者が10%/μmと優れ,加熱およびエージングによるコンポジット中のナノファイバーの電導性劣化も抑止された。

シソーラス用語： *ナノファイバ ,  *高分子複合体 ,  混合原子価化合物 ,  導電性高分子 ,  ポリスチレン ,  ポリメタクリル酸メチル ,  ポリビニルピロリドン ,  ポリエチレンジオキシチオフェン ,  ポリスチレンスルホン酸 ,  化学合成 ,  流延成形 ,  カチオンラジカル ,  オレフィン化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  脂肪族フッ素化合物
準シソーラス用語： PEDOT ,  ナノコンポジット ,  ラジカルカチオン ,  自己会合 ,  *透明導電性フィルム

分類 (3件)： 単独重合  (CG04020S) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  ジオキソール,オキサチオール,ジチオール  (CF07079K)

物質索引 (2件)： テトラチアフルバレン ,  ヘプタフルオロ酪酸

タイトルに関連する用語 (2件)： 混合原子価 ,  透明導電性フィルム