抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電気伝導性,強度,耐食性に優れた軽量複合材料製造の基礎データ取得を目的として,銅-チタン合金と黒鉛との界面反応および濡れについて調査した。溶融後の組成がCu-6~12mass%Tiとなるようにチタン板をはさんだ銅ブロックを黒鉛基板上に載せ,1334Kに加熱し接触角を測定した。冷却後,黒鉛-銅合金界面の組織を観察した。合金の融解初期には界面にごく薄いTiC層が生成している可能性があり,接触角はその影響を受ける。Ti含有量の増加とともに接触角は減少し,9mass%以上のTiを含む場合には90deg以下である。界面にはTiC粒とCu-Ti合金からなる混合層が形成され,その厚さは保持時間および合金中のTi含有量に依存する。