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J-GLOBAL ID:200902202087447930   整理番号:09A1061366

Abcb10はミトフェリン-1(Slc25a37)と物理的に相互作用し,赤血球ミトコンドリアにおけるその安定性と機能を増強する

Abcb10 physically interacts with mitoferrin-1 (Slc25a37) to enhance its stability and function in the erythroid mitochondria
著者 (11件):
資料名:
巻: 106  号: 38  ページ: 16263-16268  発行年: 2009年09月22日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ミトフェリン-1(Mfrn1)はミトコンドリア内膜蛋白質で,ミトコンドリアの主要鉄輸入因子として機能する。今回,in vivoエピトープタグアフィニティー精製と質量分析計を用い,Mfrn1介在ミトコンドリア鉄恒常性を検討した。造血組織で赤血球成熟化中に高発現するミトコンドリア内膜ATP結合カセットトランスポーターのAbcb10は,マウス赤血白血病(MEL)細胞分化中にMfrn1と物理的に相互作用する重要な蛋白質であった。Abcb10はMEL細胞と導入した異質性COS7細胞でMfrn1蛋白質の安定性を促進した。非分化MEL細胞で,共導入したAbcb10はMfrn1と特異的に相互作用を示し,蛋白質安定性を促進し,Mfrn1依存性にミトコンドリア鉄輸入を促進した。さらに検討し,ミトコンドリア鉄獲得と赤芽球のヘム合成の調節は転写と翻訳後機構介在であり,Mfrn1の高レベルはオリゴマー蛋白質複合体により安定化すると示唆した。
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  細胞構成体の機能 
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