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J-GLOBAL ID:200902202108314722   整理番号:09A0180088

ニホンジカの森林生態系へのインパクト-芦生研究林 京都府の多雪地におけるニホンジカCervus nippon TemminckによるハイイヌガヤCephalotaxus harringtonia var.nanaの採食にみられる積雪の影響

Influence of snow cover on browsing of Cephalotaxus harringtonia var. nana by Cervus nippon Temminck in heavy snow region in central Japan
著者 (2件):
資料名:
号: 77  ページ: 5-11  発行年: 2008年12月26日 
JST資料番号: Y0254A  ISSN: 2759-3134  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ハイイヌガヤ(Cephalotaxus harringtonia var. nana)の枝葉が積雪期にニホンジカ(Ceruvs nippon Temminck)に採食されているという仮説を検証するため,ハイイヌガヤの過去と現在の分布状況の比較や,ハイイヌガヤの被食箇所の地上高と被食時期の関係について調査した。京都大学芦生フィールドステーション内の調査地87地点では,1984年以降の20年間で被度と分布は壊滅的に減少した。また特に2000年以降の4年間での減少が急激であり,5箇所に設けたコドラート内でも多数の地上茎が枯死した。またハイイヌガヤがニホンジカからの激しい採食を受けていたことも明らかとなり,これがハイイヌガヤ衰退の原因であると考えられた。ハイイヌガヤの,積雪期の高い被食率と地上高の高い枝の採食の原因は,常緑低木であること,積雪の重みで枝葉が採食可能な高さになったこと,ハイイヌガヤの分布とニホンジカの行動ルートが重なっていたことが考えられた。
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分類 (2件):
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森林生物学一般  ,  有害動物による植物被害一般 

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