文献

J-GLOBAL ID：200902202162597420   整理番号：09A0695854

2段ラジカルインジェクション法を用いた脱NOx法の特性

DeNOx Characteristics Using Two Staged Radical Injection Techniques

著者 (3件)： KAMBARA Shinji (Gifu Univ., Gifu, JPN) ,  KUMANO Yuta (Gifu Univ., Gifu, JPN) ,  YUKIMURA Ken (Doshisya Univ., Kyotanabe, JPN)
資料名： IEEE Transactions on Dielectrics and Electrical Insulation  (IEEE Transactions on Dielectrics and Electrical Insulation)
巻： 16  号： 3  ページ： 778-784  発行年： 2009年06月 
JST資料番号： W0578A  ISSN： 1070-9878  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 燃焼室からのNOxの排出を抑える手法としてパルス誘電バリヤ放電(DBD)プラズマを用いたアンモニアラジカル注入法について検討した。DBDプラズマによって生成したラジカル(NH₂,NH,N,及びH)を,NOxを含む排煙に注入することによってガス相中での連鎖反応によってNOxを効果的に除去することできる。しかしO₂濃度が1%を越えるとNOx除去率が徐々に低下するため,O₂濃度の高い領域での脱NOx性能の向上が望まれる。本文では電子衝撃反応機構とガス相反応の詳細な検討を基にして脱NOx剤の2段注入を開発した。Hラジカルの濃度がNOxの形成と除去に大きく作用することを明らかにした。通常注入並びに2段注入法を用いた場合に印加電圧,酸素濃度,及び反応温度がNOx除去効率に与える影響について詳細に検討し,2段注入法を用いることによってO₂濃度が1~4%の範囲で除去効率を約20%向上できることを確認した。

シソーラス用語： 無声放電 ,  パルス放電 ,  プラズマ ,  *アンモニア ,  *ラジカル反応 ,  酸化窒素 ,  *排煙脱硝 ,  *放電プラズマ ,  *廃棄物処理 ,  *脱硝
準シソーラス用語： *バリア放電 ,  NO_x

分類 (1件)： 有害ガス処理法  (SC04030H)

タイトルに関連する用語 (1件)： 脱NOX