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J-GLOBAL ID:200902202263438098   整理番号:09A0598231

アブラムシの臭気物質結合蛋白質による警報フェロモン(E)-β-ファルネセンの認識

Discrimination of alarm pheromone (E)-β-farnesene by aphid odorant-binding proteins
著者 (7件):
資料名:
巻: 39  号: 5-6  ページ: 414-419  発行年: 2009年05月 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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OBPsは昆虫類の臭気認識に必要であり,直接臭気認識に関与する物質として,最近の研究において明らかにされている。また,それらは農業におけるアブラムシ防除のための興味ある新しい標的として表された。ここでは,ESTデータベースで利用可能な配列情報に基づいて,エンドウヒゲナガアブラムシ(Acyrthosiphon pisum)および他アブラムシの同質遺伝子における4つの遺伝子コード化の臭気結合蛋白質(OBP)をクローン化した。アブラムシにおけるこれらの蛋白質は,昆虫の他目のOBPsとは異なって,種間で数種のアミノ酸置換に限定された変異を有し,高い保存性がみられた。これとは逆に,同種のOBP配列における相同性は,アミノ酸の一致性が31%以下であった。細菌においては,3つの選別OBPs(OBP1,OBP3,OBP8)が発現されたことから,それらを精製した。配位子結合試験の結果,これら3つの蛋白質は幾つかの有機化合物に対し同様の作用を示したが,同様に選択性作用も示した。特に,警報フェロモンの(E)-β-ファルネセンとその関連ファルネソール化合物は,OBP3に対し高い親和性を示したが,他の2蛋白質には結合しなかった。これらの結果から,OBP3は警報フェロモンに対するアブラムシの応答を仲介すると考えられた。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  動物の生化学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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