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J-GLOBAL ID:200902202273091258   整理番号:08A1004907

過酸化水素センサとしてのガラス状炭素電極表面上のヘミン固定化積層膜の作製

Preparation of Hemin-Immobilized Layer-by-Layer Films on the Surface of Glassy Carbon Electrodes as Hydrogen Peroxide Sensors
著者 (5件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 221-230  発行年: 2008年 
JST資料番号: L0338A  ISSN: 0914-4935  CODEN: SENMER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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過酸化水素(H2O2)の検出を目的として,ポリエチレンイミン(PEI)とカルボキシメチルセルロース(CMC)からなりヘミンを取り込んだ薄膜を,ガラス状炭素(GC)電極表面での積層(LbL)堆積により作製した。LbL膜で修飾した電極をヘミン溶液に浸漬することにより,膜表面層の電荷にかかわらずヘミンを容易にLbL膜内に固定化することが可能であった。膜内のほとんどのヘミン分子は電気化学反応に関与しないが,電極表面近傍に位置する小数のヘミン分子は反応に関与する結果が示された。このヘミン修飾電極は,電位-0.6及び-0.4Vにおける電極触媒還元に基づく,H2O2への優れたアンペロメトリック応答を示した。このヘミン修飾電極は,-0.6Vで動作させたとき0.005~0.8mMのH2O2に対して直線検量線を与えた。このヘミン修飾電極は約2週間安定であった。以上,ヘミンを固定化するための基材としてPEI及びCMCからなるLbL膜が有用であることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析機器  ,  有機化合物の薄膜 

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