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J-GLOBAL ID：200902202290108890   整理番号：09A0706610

幹細胞は肺のホメオスタシスには必須ではないが,損傷後の気道を修復する

Stem cells are dispensable for lung homeostasis but restore airways after injury

著者 (7件)： GIANGRECO Adam (Cancer Res. UK, Cambridge, GBR) ,  ARWERT Esther N. (Cancer Res. UK, Cambridge, GBR) ,  ROSEWELL Ian R. (Cancer Res. UK, South Mimms, GBR) ,  SNYDER Joshua (Duke Univ. Medical Center, NC) ,  WATT Fiona M. (Cancer Res. UK, Cambridge, GBR) ,  WATT Fiona M. (Cambridge Univ., Cambridge, GBR) ,  STRIPP Barry R. (Duke Univ. Medical Center, NC)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 106  号： 23  ページ： 9286-9291  発行年： 2009年06月09日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肺の気道幹細胞の正常な上皮の維持への寄与は不明である。今回,凝集キメラマウスと全肺画像化を用いて,前駆細胞(Clara細胞)と細気管支幹細胞の上皮維持と修復への寄与を調べた。正常及び中程度に損傷した気道では,キメラ片は小さく,幹細胞のニッチとは関連していなかった。このことは,単一のランダムに分布した前駆細胞が正常な上皮ホメオスタシスを維持することを示唆する。重篤な肺損傷後の修復は,幹細胞のニッチに関連した,稀な大きなクローン性細胞片の生成を誘導した。今回の結果は,上皮幹細胞は正常な気道のホメオスタシスには必須ではないことを示し,また幹細胞の活性化や強力なクローン性細胞の拡張は重篤な肺損傷からの回復時にのみ出現することを実証した。

シソーラス用語： マウス ,  *気道 ,  上皮 ,  ホメオスタシス ,  *幹細胞 ,  肺疾患 ,  上皮細胞 ,  免疫染色 ,  再生 ,  病態生理 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  デオキシリボヌクレオシド ,  ピリミジンヌクレオシド ,  有機臭素化合物 ,  ポリアセン
準シソーラス用語： キメラマウス ,  気道上皮 ,  *上皮幹細胞 ,  肺損傷 ,  Clara細胞 ,  組織修復

分類 (2件)： 吸収系一般  (EJ05010Z) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (2件)： ナフタレン ,  BrdU

タイトルに関連する用語 (6件)： 幹細胞 ,  肺 ,  ホメオスタシス ,  損傷 ,  気道 ,  修復