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J-GLOBAL ID:200902202360151054   整理番号:08A0337195

ヒト骨芽細胞でRUNX2の4つのオルタナティブにスプライスされたイソ型のうち2つがオステオカルシン遺伝子発現をコントロールする

Two of four alternatively spliced isoforms of RUNX2 control osteocalcin gene expression in human osteoblast cells
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巻: 413  号: 1-2  ページ: 8-17  発行年: 2008年04月30日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Runx2は骨芽細胞分化や骨形成を転写的に制御するRuntドメイン転写因子である。この研究で著者らは,ヒト軟骨および骨肉種細胞株,ヒト間充織幹細胞(hMSC),ヒト初代軟骨細胞(HC),骨芽細胞(HOb)が完全なイソ型(RUNX2wt)と3つのオルタナティブにスプライスされたイソ型(RUNX2Δ5,Δ7そしてΔ5Δ7)を発現し,それらのイソ型はエクソン5および/あるいはエクソン7をスキップすることにより生じることを示す。RUNX2の切り詰め型の2つ(RUNX2Δ5とRUNX2Δ5Δ7)は核には局在せず,DNA結合活性を消失している。オステオカルシン(OC)プロモーター構築物との共導入実験で,著者らはRUNXwtとRUNX2Δ7のみが骨肉腫細胞株でOCプロモーター活性を上向き制御することを確認した。さらに,コアクチベーターCBP/p300がRUNX2wtあるいはRUNX2Δ7と共発現させた時にはOCプロモーターの転写活性を亢進したが,RUNX2Δ5あるいはRUNX2Δ5Δ7と共発現したときには亢進しなかった。対照的に,コレプレッサーHDAC3はRUNX2wtと共発現したときにのみOCプロモーターからの転写を抑制した。これらの結果は,RUNX2が転写複合体の種々のイソ型および状況依存的形成により,OC遺伝子のような標的遺伝子プロモーターを上向きおよび下向き制御するという仮説を支持する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  骨格系 

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