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J-GLOBAL ID:200902202360506545   整理番号:07A0884344

山東省東部,Jiaolai盆地のQingshan累層火山岩の地球化学 岩石成因論と地質学的意義

Geochemistry of Qingshan Formation volcanic rocks from Jiaolai Basin, eastern Shandong Province: Petrogenesis and geological significance
著者 (2件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 1-10  発行年: 2007年 
JST資料番号: H0570B  ISSN: 0379-1726  CODEN: TCHHCB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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Tancheng-Lujiang断層の東に位置するJiaolai盆地に分布する後期白亜紀のQingshan累層の中性火山岩はSiO2が61.14%~64.43%という珪素に飽和した組成をもっている。これらの岩石はrecta-alkaline系列に属し,一部は粗面安山岩であるが,多くは粗面デイサイトである。全アルカリ含有量は7.41%~8.86%である。これらはBa, Th, LREE, Pbに富んでおり,Nb, Tiに枯渇していて,(87Sr/86Sr)i値は0.70698-0.70874で,大きな負のεNd(t)値(-13.76~-16.44),低い放射性鉛同位体比(206Pb/204Pb(t)=16.585~16.719,207Pb/204Pb(t)=15.400~15.407,208Pb/204Pb(t)=36.724~37.011)。こうした化学的特長は,深く沈みこんだ地殻,おそらく揚子江ブロックの下部地殻の部分溶融に,同位体比に枯渇したアセノスフェアの融解成分が混ざり,マグマ溜まりで単斜輝石と斜長石が結晶分化することで生成したマグマを示唆している。110MaにおいてJiaolai盆地下の同位体比にenrichしたリソスフェアは,火山岩の化学組成に反映されなかった。このことは,enrichしたリソスフェアは薄くなったか,同位体比に枯渇したマントルへと遷移したことを示唆している。しかし,リソスフェアの下には深部まで沈みこんだ揚子江ブロックの下部地殻が存在しており,後期中生代の火山岩生成に寄与していた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
分類
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火山岩 

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