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J-GLOBAL ID：200902202370631275   整理番号：09A0731435

生体分子検出に用いるグラフェンプラットフォーム

A Graphene Platform for Sensing Biomolecules

著者 (6件)： LU Chun-Hua (Fuzhou Univ., Fuzhou, CHN) ,  YANG Huang-Hao (Fuzhou Univ., Fuzhou, CHN) ,  YANG Huang-Hao (SOA, Qingdao, CHN) ,  ZHU Chun-Ling (SOA, Qingdao, CHN) ,  CHEN Xi (Fuzhou Univ., Fuzhou, CHN) ,  CHEN Guo-Nan (Fuzhou Univ., Fuzhou, CHN)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 48  号： 26  ページ： 4785-4787  発行年： 2009年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水溶性グラフェンオキシド(GO)をプラットフォームとするDNA及び蛋白質の高感度高選択的検出法を開発した。GOと核酸塩基または芳香族化合物との強い非共有結合的結合を利用する方法である。蛍光標識化一本鎖DNA,例えば5′-AGTCAGTGTGGAAAATCTCTAGC-FAM-3′(P1;FAM=フルオレセインからなる蛍光プローブ),はGO表面に強く結合し,それに伴ってFAMからの蛍光は著しく消光される(消光率≦97%)。これにP1の相補的DNA(HIV1)を加えるとハイブリッドを形成し,GO表面から脱離し,再びFAMからの強い蛍光が観測される。HIV1の塩基配列の1個だけを別の塩基で置き換えた不適正HIV1を加えた場合,蛍光の復活率は半分程度で,その選択性は分子ビーコンほどではなかった。同様の実験をGO上での蛍光標識化ヒトトロンビンアプタマーとヒトトロンビンを含む蛋白質との選択的結合についても確認することができた。

シソーラス用語： *グラファイト ,  *蛍光標識 ,  *不適正塩基対 ,  *分子認識 ,  DNA【核酸】 ,  *バイオセンサ ,  トロンビン ,  消光 ,  蛍光スペクトル ,  ラクトン ,  スピロ化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物 ,  *グラフェン
準シソーラス用語： *DNAセンサ ,  *アプタマー

分類 (4件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  分析機器  (CC02020S) ,  バイオアッセイ  (EA03060N) ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  (BH06062I)

物質索引 (1件)： フルオレセイン

タイトルに関連する用語 (1件)： 生体分子