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J-GLOBAL ID:200902202402211028   整理番号:08A0360766

アナモックス細菌: 発見から応用へ

Anammox bacteria: from discovery to application
著者 (1件):
資料名:
巻:号:ページ: 320-326  発行年: 2008年04月 
JST資料番号: W1394A  ISSN: 1740-1526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アンモニウムイオンは化学的に不活性でその酸化には酸素が必要であり,嫌気的酸化は困難と考えられていた。しかし発酵工場の脱窒パイロットプラントにおいてNO3-の消費に伴ってアンモニウムが減少していく現象が見出され,嫌気的アンモニウム酸化を表すプロセスとしてアナモックスと命名された。15N標識アンモニウムを用いた実験により15N-亜硝酸,-硝酸イオンが中間体として認められ,NH4++NO2-→N2+2H2Oの反応が確認された。アナモック細菌の16S rRNA分析による系統解析ではPlanctomycetesに属するCandidatus Brocadia anammoxidansなどが同定されている。メタゲノミクスプロジェクトにより多くの部分的関連ゲノムが確認された。バイオフィルムや沈殿物での好気的-嫌気的条件の境目での嫌気的アンモニウム酸化細菌と好気的アンモニウム,亜硝酸酸化細菌間の拮抗が明らかにされている。分子生物学的,生化学的検討,超微細構造研究,生理学的研究,代謝研究および生態学的研究が進行し,工業的利用も考えられている。
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分類 (1件):
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微生物学(ウイルス以外)一般 
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