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J-GLOBAL ID：200902202422008849   整理番号：09A0675487

これからの労働安全衛生活動 第1回 労働力の高齢化と課題について

著者 (1件)： 永田久雄 (早稲田大 理工学術院)
資料名： Jitsu, Ten  (Jitsu, Ten)
号： 250  ページ： 33-37  発行年： 2009年07月01日 
JST資料番号： S0534A  ISSN： 1880-7283  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 産業災害防止総合5か年計画の策定は,1958年に開始され,2008年で50年経過し,その役割は多大であったが,第11次計画の内容を吟味すると種々問題点が浮上した。今回は問題点につきエビデンス(統計データ)に基づき検討を行い,今後の標記活動で,特に取り組むべき課題を考えてみた。まず,死傷者数の減少という鈍化傾向の要因について,死傷者数,事故型別別の各年次推移,また年齢別の傾向や,55歳以上の労働力人口割合の年次推移などを図示して,その内容を考察した。今後の在りかとして過去の指針の成果につき述べた後,数値目標を達成するために必要な転倒災害などの防止対策に関する具体的内容がないこと,特に高年齢労働者の転倒事故と対策など人的要因に絡む課題が同事故増大が予測され問題である。また,高齢者の増大で災害性腰痛など職業性疾病があり,その他を含め労働安全衛生マネジメントは変わらない。ただ数値目標の達成不可の原因分析と対策が不完全であることや,労災保険と数値目標にも言及した。

シソーラス用語： 管理システム ,  *労働災害 ,  *労働力 ,  *作業者 ,  加齢 ,  事故統計 ,  転倒 ,  事故 ,  *事故分析 ,  事故防止 ,  数値 ,  統計データ
準シソーラス用語： *労働安全衛生マネジメントシステム ,  *高齢化 ,  墜落事故 ,  目標値

分類 (1件)： 安全管理  (KB06000D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 労働安全衛生 ,  活動 ,  労働力 ,  高齢化