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J-GLOBAL ID：200902202699643045   整理番号：08A0821970

4面体様マクロモノマからの理想的な均一ネットワーク構造をもつ高強度ヒドロゲルの設計と調製

Design and Fabrication of a High-Strength Hydrogel with Ideally Homogeneous Network Structure from Tetrahedron-like Macromonomers

著者 (9件)： SAKAI Takamasa (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MATSUNAGA Takuro (Univ. Tokyo, Kashiwa, JPN) ,  YAMAMOTO Yuji (NOF Corp., Kanagawa, JPN) ,  ITO Chika (NOF Corp., Kanagawa, JPN) ,  YOSHIDA Ryo (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SUZUKI Shigeki (NEXT 21, Tokyo, JPN) ,  SASAKI Nobuo (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SHIBAYAMA Mitsuhiro (Univ. Tokyo, Kashiwa, JPN) ,  CHUNG Ung-il (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 41  号： 14  ページ： 5379-5384  発行年： 2008年07月22日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2種のポリエチレングリコール(PEG)系4アーム星状重合体の末端基間を結合させることで,均一ネットワーク構造をもつ高強度ヒドロゲル(I)を得た。まず,ペンタエリスリトールの4Na塩からのエチレンオキシドのアニオン重合により4アーム星状PEGを得,その全ヒドロキシ末端基をそれぞれアミノ基,及びカルボキシ-N-スクシンイミド基に転換させた。次いで,水溶液中で両星状PEGを化学当量濃度に混合して末端基間をアミド化し,Iを得た。応力-圧縮歪曲線から,Iはアガロース及びアクリルアミドゲルに比べて著しく高い破壊強度を示し,その強度は生体関節軟骨に匹敵した。Iの水溶液濃度依存性を調べた結果,破壊強度は重なり濃度とその2倍濃度でそれぞれ極大値を示し,動的光散乱測定からそれらの濃度でネットワーク不均一性が最小となるのを認めた。Iは生体適合性をもつのでバイオメディカル用途への応用が期待できる。

シソーラス用語： *ポリエチレンオキシド ,  星状重合体 ,  末端基 ,  官能化 ,  高分子間反応 ,  ネットワーク構造 ,  均一性 ,  アミド化 ,  *ヒドロゲル ,  圧縮強さ ,  *生体適合性高分子 ,  濃度依存性 ,  破壊強さ ,  アニオン重合 ,  開環重合 ,  ビニル化合物 ,  脂肪族ニトリル ,  環状エーテル ,  脂肪族アルコール ,  マクロモノマ ,  機械的性質 ,  強度
準シソーラス用語： マクロマ

分類 (2件)： その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  医用素材  (GA05040H)

物質索引 (5件)： N-ヒドロキシスクシンイミド ,  アクリロニトリル ,  エチレンオキシド ,  グルタル酸無水物 ,  ペンタエリスリトール

タイトルに関連する用語 (7件)： 4面体 ,  マクロモノマ ,  ネットワーク構造 ,  高強度 ,  ヒドロゲル ,  設計 ,  調製