抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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離散変量と連続変量が混在する場合の異常検出問題について,尤度比検定の考え方に基づく異常検出法を提案し,ほかの方法と比較しながらその性質を明らかにした。まず,本論文で想定するロケーションモデルについて説明し,その上で,異常検出問題を仮説検定問題として定式化し,すでに知られている異常検出法について簡単に述べた。次に,尤度比検定に基づく異常検出法を導き出し,2値変量が1つの場合の条件付棄却確率など,その基本的な性質について考察した。また,1つの2値変量が存在する場合における,提案方法の検出力について,他の方法と比較しながら評価した。最後に,具体的なデータを用いて行った計算例を示した。