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J-GLOBAL ID：200902202766974418   整理番号：09A0231171

リン酸イオンの選択的回収およびリン酸イオンセンシング技術の下水分野への適用~リン酸結合性人工レセプター型ポリマーを用いて~

著者 (1件)： 釘宮章光 (広島市産業振興セ 先端科技研)
資料名： 再生と利用  (下水汚泥資源利用協議会誌)
巻： 33  号： 122  ページ： 54-57  発行年： 2009年01月31日 
JST資料番号： L7115A  ISSN： 0387-0332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 河川水からリン酸イオンを捉える人工分子認識材料を創製することを目的とした。分子インプリント法を解説し,リン酸結合性人工レセプタ型ポリマの合成・結合能の評価,およびリン酸イオンの回収試験について紹介した。リン酸に特異性を有する酵素を用いるバイオセンサは,酵素の安定性に問題があり長期間の使用ができなかった。このためイオン感応性電界効果型トランジスタ電極を用い,その上にリン酸結合性インプリントポリマを薄膜状にコートすることを提案した。これはポリマがリン酸イオンと特異的結合することにより,局所的なpH変化を検出するシステムであることを示唆した。

シソーラス用語： *河川水 ,  *アニオン ,  *リン酸 ,  *有用物質回収 ,  検出 ,  受容体 ,  重合体 ,  鋳型重合 ,  分子モデル ,  抽出
準シソーラス用語： *リン酸イオン ,  レセプター ,  分子インプリント法

分類 (1件)： 水質調査測定一般  (SB02060X)

引用文献 (4件)：

• 社団法人日本下水道協会発行、再生と利用、Vol.30, No.117(2007).
• “Selectivity and recovery performance of phosphateselective molecularly imprinted polymer” Akimitsu Kugimiya, Hideo Takei, Analytica Chimica Acta, 606, 252-256(2008).
• “Selective Recovery of Phosphate from River Water Using Molecularly Imprinted Polymers” Akimitsu Kugimiya, Hideo Takei, Analytical Letters, 41, 302-311(2008).
• “Phosphate ion sensing using biomimetic artificial polymer receptor” Akimitsu Kugimiya, Fumie Babe, Submitted.

タイトルに関連する用語 (8件)： リン酸イオン ,  センシング技術 ,  下水 ,  リン酸 ,  結合性 ,  人工 ,  レセプター ,  ポリマー