中空球からナノカップへ: 単結晶α-Fe<sub>2</sub>O<sub>3</sub>ナノ構造の形態及び磁気的性質の同調

JAGADEESAN Dinesh; MANSOORI Uzma; MANDAL Pranab; SUNDARESAN Athinarayanan; ESWARAMOORTHY Muthusamy

文献

J-GLOBAL ID：200902202838176767 整理番号：08A1043883

中空球からナノカップへ: 単結晶α-Fe₂O₃ナノ構造の形態及び磁気的性質の同調

Hollow Spheres to Nanocups: Tuning the Morphology and Magnetic Properties of Single-Crystalline α-Fe₂O₃ Nanostructures

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資料名：
巻： 47 号： 40 ページ： 7685-7688 発行年： 2008年
JST資料番号： H0127B ISSN： 1433-7851 CODEN： ACIEAY 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：短報発行国：ドイツ (DEU) 言語：英語 (EN)

カーボンナノ球を鋳型として用いることによりα-Fe₂O₃の単結晶の形態を中空球からナノカップまで制御することに成功した。金属酸化物でナノカップ型単結晶を得たのは初めてである。Fe(NO₃)₃のエタノール溶液にカーボン球(300~800nm)を分散させ,35~38°Cでチキソトロピックゲル(鉄オキソヒドロキシドポリマ生成)が得られるまで撹拌した。得られたゲルを焼成することにより,α-Fe₂O₃の中空球またはナノカップ単結晶を得た。中空球構造とナノカップ構造の形成はゲル化時間と焼成温度及び時間によって調節できた。ナノ中空球のバックリング(内側にへこむ)によってナノカップ構造が形成される機構を提案した。ナノ中空球からナノカップへの転移で磁気的性質が著しく変化した: 中空球は超常磁性体であるがナノカップは約250Kで顕著なMorin転移を示し,保磁力が非常に大きいことが分かった。

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塩基,金属酸化物 , コロイド化学一般 , 酸化物結晶の磁性

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中空球からナノカップへ: 単結晶α-Fe2O3ナノ構造の形態及び磁気的性質の同調

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