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J-GLOBAL ID：200902202916020809   整理番号：09A0673016

PAN系炭素繊維のイノベーションモデル-励振モデル;研究者の活動とマネージメントの相乗効果-

著者 (7件)： 中村治 (産業技術総合研) ,  大花継頼 (産業技術総合研 先進製造プロセス研究部門) ,  田澤真人 (産業技術総合研 サステナブルマテリアル研究部門) ,  横田慎二 (産業技術総合研 イノベーション推進室) ,  篠田渉 (産業技術総合研 計算科学研究部門) ,  中村修 (長崎県 科学技術振興局) ,  伊藤順司 (産業技術総合研)
資料名： Synthesiology  (Synthesiology)
巻： 2  号： 2  ページ： 159-169  発行年： 2009年06月 
JST資料番号： L6839A  ISSN： 1882-6229  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 旧大阪工業技術試験所におけるPAN系炭素繊維の研究開発活動の流れを概観して,研究者と研究管理体制の間の相乗作用による技術革新の過程について考察した。研究者の技術的興味の発生から繊維会社での企業化に至る20年間の研究の発展と研究管理体制の間には,’励振モデル’と呼べる研究励起のための相乗作用が存在するとした。

シソーラス用語： *炭素繊維 ,  ポリアクリロニトリル ,  *研究開発 ,  技術史 ,  研究者 ,  研究管理 ,  相乗作用 ,  基礎研究 ,  パイロット試験 ,  プロジェクト管理 ,  商業化

分類 (2件)： その他の紡糸・製糸  (YM03050G) ,  研究開発  (YA01040X)

引用文献 (13件)：

• [1] 石井正道:独創的な商品開発を担う研究者・技術者の研究, 文科省科学技術政策研究所 (2005).
• [2] 進藤昭男:炭素繊維の研究開発, 近畿化学工業界, 611, 5-8 (2004).
• [3] (財)日本産業技術振興協会:平成18年度 工業技術院ホームラン特許の調査・分析評価報告 (2007).
• [4] 進藤昭男:炭素繊維の研究I 熱処理に伴う結晶子の成長, 大阪工業技術試験所季報, 12(2), 110-118 (1961).
• [5] 進藤昭男、藤井禄郎、仙石正:特公昭37-4405「アクリルニトリル系合成高分子物より炭素製品を製造する方法」 (1959).

タイトルに関連する用語 (8件)： PAN系炭素繊維 ,  イノベーション ,  モデル ,  励振 ,  研究 ,  活動 ,  マネージメント ,  相乗効果