文献
J-GLOBAL ID:200902202952236869   整理番号:09A1069167

Aspergillus nigerにおけるサイレント生合成経路転写の化学的誘導

Chemical induction of silent biosynthetic pathway transcription in Aspergillus niger
著者 (9件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 1199-1213  発行年: 2009年09月 
JST資料番号: E0005C  ISSN: 1367-5435  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
真菌のエピゲノム操作は,サイレント生合成経路由来の天然物にアクセスするための効果的方法であるとする仮説を立てた。エピゲノム変更子のライブラリを,Aspergillus nigerを用いて調べ,ポリケチド(PKS),非リボソームペプチド(NRPS)およびハイブリッドPKS-NRPS(HPN)の生産などを含む生合成遺伝子の転写抑制の逆転に及ぼす低分子阻害剤の影響を調べた。A.niger由来の発現化配列標識ライブラリを調べた結果,通常の培養条件下で,PKS-,NRPS-,HPN-コード遺伝子群の70%以上が転写的に抑制されていた。化学的後生法によって,サブエロイルアニリドヒドロキサム酸および5-アザシチジンをA.nigerに処理した場合,多くの二次代謝産物をコードする生合成遺伝子群において転写のアップレギュレーションを起こした。化学的後生変更子は,染色体の遠心性遺伝子群のアップレギュレーションへの位置的偏りを提示した。さらに,減少したクレードIのPKS遺伝子群のアップレギュレーションにおいては,系統発生に基づいた選択が示され,減少したクレードIVのPKS遺伝子群は大きな影響を受けなかった。真菌類のおける後生特性の操作は,サイレント生合成経路からの生産物を調べるための有力な方法であり,本手法は現在実施されている微生物スクリーニング操作に取り込むことが可能である。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物,組織・細胞培養による物質生産一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る