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J-GLOBAL ID:200902203077876987   整理番号:09A0536961

組織工学人工軟骨構築物の脱細胞化のための抽出技術

Extraction techniques for the decellularization of tissue engineered articular cartilage constructs
著者 (3件):
資料名:
巻: 30  号: 22  ページ: 3749-3756  発行年: 2009年08月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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いくつかの以前の研究が,膀胱,血管,心臓弁,膝半月板,顎関節板,靭帯および腱のための非免疫原性異種組織置換物の作製のための組織脱細胞化の好適性を決定するために実施されている。しかし,限定的な研究が関節軟骨で実施されており,組織工学構築物の脱細胞化の解析は研究されていない。本研究の対象は,2段階アプローチを用いて,4週間の培養後に,足場無しのアプローチを用いて作製した関節軟骨構築物に対する異なる脱細胞化処置の効果を評価することである。第1段階では,次の5つの異なる処置を解析した:1)1% SDS,2)2% SDS,3)2%リン酸トリブチル,4)2% Triton X-100,および5)低張液後に高張溶液。これらの処置を1時間または8時間のどちらかで適用し,その後にPBSで2時間洗浄した。本洗浄後,構築物を,細胞性,GAGおよびコラーゲン含量についてに組織学的および生物学的に,圧縮および伸張特性について生体力学的に評価した。第II段階では,第I段階の最適処置を,適用時間を最適化するために1,2,4,6または8時間適用した。2% SDSでの1時間または2時間の処理が,組織でのDNA含量を有意に減じながら,生化学的および生体力学的特性を維持した。一方,6時間または8時間の2% SDSは,組織染色で細胞核の完全な排除を伴って,完全な組織学的脱細胞化の結果となったが,GAG含量および圧縮特性は有意に減少した。まとめると,1時間または2時間の2% SDSは,それが機能的特性を維持しながら脱細胞化の結果となるので,軟骨脱細胞化のための最も効果的な薬剤であるようだった。本研究の結果は,それらが置換組織として非免疫原性であるかもしれない人工軟骨を作製するのに好適であることを示すので,興奮させる。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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生体代行装置 
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