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J-GLOBAL ID：200902203204413037   整理番号：08A0596668

ヒトT細胞白血病ウイルスタイプ1のTaxによるIκBキナーゼ複合体のin vitro活性化

In Vitro Activation of the IκB Kinase Complex by Human T-cell Leukemia Virus Type-1 Tax

著者 (5件)： MUKHERJEE Sohini (Univ. Texas Southwestern Medical Center, Texas) ,  NEGI Veera S. (Univ. Texas Southwestern Medical Center, Texas) ,  KEITANY Gladys (Univ. Washington School of Public Health, Washington) ,  TANAKA Yuetsu (Univ. Ryukyus, Okinawa, JPN) ,  ORTH Kim (Univ. Texas Southwestern Medical Center, Texas)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 283  号： 22  ページ： 15127-15133  発行年： 2008年05月30日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトT細胞白血病ウイルスタイプ1は癌蛋白質Taxを発現して,NFκBの構成的活性化を行う。in vitroシグナリングアッセイを開発し,HEK293細胞またはHeLa細胞を用いて,組換TaxによるIκBキナーゼ(IKK)複合体の活性化を分析した。本法をルシフェラーゼレポーターアッセイと組合わせて,IKKのTax仲介活性化がホスファターゼに依存しないことを証明した。NFκB経路のTax仲介活性化の持続する活性化は,無傷シャペロンHsp90-IKK複合体に依存することを示した。YersiniaエフェクタYopJによるIKK複合体のアセチル化及びそれによる活性化の阻害で,IKK複合体のTax仲介活性化はリン酸化段階を必要とすることを証明した。

シソーラス用語： *ウイルスタンパク質 ,  *転写因子 ,  *セリン/トレオニンキナーゼ ,  酵素活性化 ,  HTLV1 ,  NFκB ,  *癌タンパク質 ,  *熱ショックタンパク質 ,  *タンパク質複合体 ,  リン酸化 ,  *シャペロンタンパク質
準シソーラス用語： *HSP90 ,  *I-κBキナーゼ ,  *Tax

分類 (2件)： ウイルスの生化学  (EG04030F) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (6件)： ヒトT細胞白血病ウイルス ,  タイプ ,  Tax ,  IκBキナーゼ ,  複合体 ,  活性化