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J-GLOBAL ID:200902203258873289   整理番号:08A0623965

β-ケモカインCCL2およびCCL7は中脳ドーパミン作動性前駆細胞とニューロンのための2つの新しい分化因子である

The β-chemokines CCL2 and CCL7 are two novel differentiation factors for midbrain dopaminergic precursors and neurons
著者 (3件):
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巻: 314  号: 10  ページ: 2123-2130  発行年: 2008年06月10日 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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β-ケモカインは,神経-免疫反応や神経伝達といった成体脳における多様な機能を調節する分泌性因子であるが,発生中の脳におけるそれらの機能は専ら不明である。我々は最近,孤児核内受容体Nurr1が神経幹細胞でCCL2とCCL7を上方調節することを見出した。これは中脳発生におけるβ-ケモカインのありうる機能を示唆する。ここで我々は2つのβ-ケモカインCCL2およびCCL7,そしてそれらの2つの受容体,CCR1およびCCR2が腹側中脳(VM)で発現し,発生上調節されることを報告する。さらに,我々はCCL7の発現がNurr1ノックアウトマウスで下方調節されることを見出した。これはCCL7をドーパミン(DA)ニューロンの発生に関連づける。CCL2とCCL7の機能を調べたとき,我々はそれらがNurr1+前駆細胞のDAニューロンへの分化を選択的に増強するが,一次前駆細胞培養中でのそれらの生存や前駆細胞増殖は増強しないことを見出した。さらに,CCL2とCCL7は共に中脳DAニューロン培養における神経突起生成を促進した。従って,我々の結果は発生中の脳におけるβ-ケモカインの機能を初めて示し,β-ケモカインを中脳DAニューロンの向分化因子の新しいクラスとして割り出した。これらのデータはβ-ケモカインが,パーキンソン病(PD)における細胞置換治療と創薬のためのDA細胞製剤の分化を増強する有用なツールとなりうることも示唆する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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