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J-GLOBAL ID：200902203497405254   整理番号：09A0507580

LabVIEWを用いた波動シミュレーションの教材開発と授業実践

著者 (2件)： 池口良太 (宮城教大 大学院) ,  内山哲治 (宮城教大 教育)
資料名： 宮城教育大学情報処理センター年報
号： 16  ページ： C.1-C.5  発行年： 2009年03月31日 
JST資料番号： L5689A  ISSN： 1340-4113  資料種別： 年次報告 (Y)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 視覚的に現象を捉えられるデジタル教材によって物理離れを防ごうとする取組みは有効と考えられるが,既存のシミュレーション教材ではパラメータの変更ができなかったり,プログラムの再起動が必要となる。本論文では,1)初心者による扱いやすさ,2)実行中の制御パラメータの変更,3)多種多様な操作ボタンの自由な配置,4)プログラム構築部とグラフ表示・パラメータ操作部の分離を特徴とするグラフィック型言語LabVIEWを自由に操作でき,授業で扱いやすいシミュレーション教材開発に適用した。イメージの作成が難しい分野である波動シミュレーションを対象とし,i)定常波,波の反射,縦波といった波の性質,ii)ドップラー効果,iii)レンズ,iv)顕微鏡,v)円運動,vi)ボーアの量子論などの教材を開発した。また,i),iii),iv)を高等学校における授業実践に使用し,発問の正解発表や物理の動的変化の体験に利用した。授業後のアンケートでは現象をイメージしやすく,シミュレーションによって理解が深まる様子が確かめられた。

シソーラス用語： *教材 ,  *科学教育 ,  使用性 ,  パラメタリゼーション ,  配置問題 ,  計算機プログラミング ,  図形処理言語 ,  *計算機シミュレーション ,  波動 ,  Doppler効果 ,  高等学校 ,  アンケート
準シソーラス用語： グラフィックス言語 ,  *ディジタル教材 ,  使い易さ ,  初心者 ,  波動シミュレーション ,  *物理教育

分類 (3件)： CAI  (JE09000G) ,  科学技術教育  (AA04000C) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

タイトルに関連する用語 (5件)： LabVIEW ,  波動 ,  シミュレーション ,  教材開発 ,  授業実践