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J-GLOBAL ID：200902203511096251   整理番号：09A1072695

p53の最初の30年間 さらなる複雑な成長

The first 30 years of p53: growing ever more complex

著者 (2件)： LEVINE Arnold J. (Inst. Advanced Study, New Jersey, USA) ,  OREN Moshe (Weizmann Inst. Sci., Rehovot, ISR)
資料名： Nature Reviews. Cancer  (Nature Reviews. Cancer)
巻： 9  号： 10  ページ： 749-758  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： W1368A  ISSN： 1474-175X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 30年前,p53は癌蛋白質シミアンウイルス40ラージT抗原DNAの細胞パートナーとして発見された。発見後最初の10年間の研究でp53 DNAのクローン化に成功し,p53は癌遺伝子ではなく,ヒト癌において極めて頻繁に変異を起こす腫瘍抑制因子であることが明らかになった。次の10年間には,p53はストレス誘発転写因子であり,細胞周期停止,アポトーシスおよび老化を促進することが明らかになった。この発見後の10年間には,p53の新しい機能として,胚移入に必要な代謝経路とサイトカイン類の制御が発見された。今後10年間には,p53ベースの新規癌治療薬が発見される可能性が高い。

シソーラス用語： *p53遺伝子 ,  p53タンパク質 ,  SV40ウイルス ,  転写因子 ,  細胞周期 ,  アポトーシス ,  癌タンパク質 ,  *腫瘍 ,  細胞周期停止 ,  MDM2蛋白質 ,  微生物 ,  ポリオーマウイルス ,  パポバウイルス綱
準シソーラス用語： MDM2 ,  癌治療

分類 (1件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (2件)： p53 ,  成長