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J-GLOBAL ID:200902203523129929   整理番号:08A0979693

cardiac troponin T遺伝子の標的破壊はマウス初期胚においてサルコメア分解と心拍欠損を引き起こす

Targeted disruption of the cardiac troponin T gene causes sarcomere disassembly and defects in heartbeat within the early mouse embryo
著者 (9件):
資料名:
巻: 322  号:ページ: 65-73  発行年: 2008年10月01日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Cardiac troponin T(cTnT)は,心筋細胞におけるトロポニン(Tn)複合体の成分であり,他の2つのTn成分であるトロポニンI(TnI)およびトロポニンCの薄繊維上のトロポミオシン(Tm)への固定に調節的役割を果たす。cTnTのin vivo機能を解明するため,マウスTNNT2遺伝子座におけるcTnTヌル対立遺伝子を創出した。cTnT欠損(cTnT-/-)心筋細胞では,太いフィラメント,細いフィラメントおよびα-アクチン陽性Zディスク様構造は,集合してサルコメアにならず,心拍欠損による初期胚性致死を引き起こした。TnIは,cTnTなしで細いフィラメント内でTmから解離した。細いフィラメント上でのTnの消失にもかかわらず,cTnT-/-心筋細胞は,規則的なCa2+過渡応答を示した。これらの発見は,cTnTは,胚の心臓における筋繊維形成の間のサルコメア集合に重要な役割を果たすことを示し,膜興奮と細胞内Ca2+処理系は収縮系とは独立して発達することをも示している。対照的に,ヘテロ接合cTnT+/-マウスは,心臓に構造的および機能的な異常はなく,正常な寿命の長さであった。これは,ハプロ不全は,TNNT2遺伝子座の種々の変異と関連があることが知られている心筋症の潜在的原因とはならないことを示唆している。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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