文献

J-GLOBAL ID：200902203535118973   整理番号：09A1000021

Westergren沈降速度の迅速推定法

A rapid method to estimate Westergren sedimentation rates

著者 (3件)： ALEXY Tamas (Dep. of Physiology and Biophysics, Keck School of Medicine, Univ. of Southern California, Los Angeles, California ...) ,  PAIS Eszter (Dep. of Physiology and Biophysics, Keck School of Medicine, Univ. of Southern California, Los Angeles, California ...) ,  MEISELMAN Herbert J. (Dep. of Physiology and Biophysics, Keck School of Medicine, Univ. of Southern California, Los Angeles, California ...)
資料名： Review of Scientific Instruments  (Review of Scientific Instruments)
巻： 80  号： 9  ページ： 096102  発行年： 2009年09月 
JST資料番号： D0517A  ISSN： 0034-6748  CODEN： RSINAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 血沈は非特異的であるが簡単で安価な検査で,1897年に医業に導入された。種々の臨床症状の診断や追跡調査に一般に利用されているが,検査には60分の静置時間を必要とするなど幾つかの制約がある。本論文では4分の短時間で人間のWestergren血沈速度を正確に予測できる市販の計算機処理管粘度計の新しい利用を紹介する。初期圧力勾配により,血液は水平な小孔管を通して二本の垂直管の間を移動し,各垂直管中の赤血球柱の上部を0.083mmの確度で連続監視する。血液粘度測定の最終分(minute)のデータを用いて,沈降指数(SI)を計算し通常のWestergren血沈検査の結果と相関させた。これ迄に,119人の被験者の試料を調べた結果,SIと血沈値の間に強い相関(R²=0.92)を得た。また,自動赤血球凝集計で測定した赤血球凝集とSIとの密接な関係を発見した。人血のSI決定は迅速で,特別な訓練を必要とせず,バイオハザードリスクが最小で,高血沈個人の迅速選別や治療応答の監視に応用できる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *血沈 ,  沈降速度 ,  時間 ,  粘度計 ,  赤血球 ,  血液粘性度 ,  *血球凝集 ,  検査 ,  *血液検査 ,  *赤血球凝集 ,  迅速検査
準シソーラス用語： *血沈速度 ,  静置時間

分類 (1件)： 血液検査  (GC02050D)

タイトルに関連する用語 (2件)： 沈降速度 ,  推定法