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J-GLOBAL ID：200902203552340620   整理番号：09A0236286

転動音に及ぼす車輪と軌道パラメータの影響

The Influence of Wheel and Track Parameters on Rolling Noise

著者 (1件)： KITAGAWA Toshiki (Noise Analysis, Environmental Engineering Div.)
資料名： Quarterly Report of RTRI (Railway Technical Research Institute)  (Quarterly Report of RTRI (Railway Technical Research Institute))
巻： 50  号： 1  ページ： 32-38 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： L3329A  ISSN： 0033-9008  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本の在来線からの鉄道騒音は主に転動音と主電動機ファン音から構成される。転動音は車輪とレールの上下振動で発生する。それはこれらの表面の凹凸に起因する車輪とレールの間の相対変位によって引き起こされる。実地試験で,転動音の励振は車輪/レールの凹凸および車両と軌道の振動挙動の両方によって決定されることが分かった。次に,転動音のための理論モデル(TWINSなど)を日本の鉄道に適用した。予測は測定値に対し密接な相関関係を示している。雑音スペクトルに関して,レールは周波数領域の大部分において車輪より転動音に,より貢献することが分かった。また,転動音に及ぼす車輪と軌道パラメータの影響をTWINSモデルを使用して評価を試みた。軌道パッドの剛性は雑音のレールと枕木構成材との間のバランスに影響することが分かった。そして,レールに対する付加減衰は雑音のためのレール構成材を削減するのに有効であると見なされた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *車輪 ,  *鉄道騒音 ,  鉄道軌道 ,  *レール ,  変位 ,  鉄道 ,  粗度 ,  スペクトル
準シソーラス用語： 在来線 ,  雑音スペクトル ,  上下動 ,  相対変位 ,  理論モデル

分類 (2件)： 鉄道騒音・振動  (TC01020C) ,  鉄道車両設計  (QH02010K)

引用文献 (10件)：

• 1) Kitagawa, T., Thompson, D. J., "Experimental Validation of TWINS Model for Wheel/Rail Noise," RTRI Report, Vol.18, No.11, pp.1-6, 2004 (in Japanese).
• 2) Jones, C. J. C., Thompson, D. J., "A review of the modelling of wheel/rail noise generation," Journal of Sound and Vibration, Vol.231, No.3, pp.519-536, 2000.
• 3) Hino, M., Spectral Analysis, Asakura Publishing, Tokyo, Japan, 1977.
• 4) Thompson, D. J., "On the relationship between wheel and rail surface roughness and rolling noise," Journal of Sound and Vibration, Vol.193, No.1, pp.149-160, 1996.
• 5) Kozuma, Y., Kitagawa, T., Nagakura, K., "Analysis on vibratory characters of railway wheels," presented at Euronoise 2006, Tampere, Finland, May 30-June 1, SS24-258.

タイトルに関連する用語 (4件)： 転動音 ,  車輪 ,  軌道 ,  パラメータ