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J-GLOBAL ID：200902203601564327   整理番号：09A1072469

積層鉄心の三次元有限要素解析

著者 (3件)： 石川誠司 (大分大) ,  戸高孝 (大分大) ,  榎園正人 (大分大)
資料名： 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集(CD-ROM)  (Record of Joint Conference of Electrical and Electronics Engineers in Kyushu (CD-ROM))
巻： 62nd  ページ： ROMBUNNO.13-2P-14  発行年： 2009年09月10日 
JST資料番号： L2200B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電気機器の主要磁気回路には通常,電磁鋼板を積層した積層鉄心が使用されている。設計,開発には積層鉄心の磁気特性を反映したモデル化が必要である。磁界解析で積層した電磁鋼板の解析を行なう場合,被膜領域を考慮すると,要素数が非常に多くなる。しかし,積層鉄心要素を使うと要素数を抑えて,磁気特性を反映することができる。本稿では鋼板を数枚重ねたときの磁気特性を積層鉄心要素を考慮した有限要素を用いて解析した。上部の鋼板部分と下部の被膜部分で構成される積層鉄心要素において,被膜部分は厚さが非常に薄く,膜厚を零とした。この近似のもとに三次元のGalerkin法における鋼板部分と被膜部分の係数マトリックスを導出し,さらに,その離散化式を示した。解析には電気学会静磁界検証用モデルを用いた。積層鉄心要素の適用により,メモリを大幅に節約して解析を効率よく行なうことができた。そして,積層鉄心要素法が三次元解析に有用である事を明らかにした。

シソーラス用語： *積層鉄心 ,  解析 ,  鋼板 ,  Galerkin法 ,  *皮膜 ,  電装品 ,  磁気回路 ,  *電磁鋼板 ,  *有限要素解析
準シソーラス用語： *三次元解析 ,  電気機器

分類 (2件)： 発電機・電動機一般  (NB07010Y) ,  静電気学,静磁気学  (BD01010C)

タイトルに関連する用語 (2件)： 積層鉄心 ,  三次元有限要素解析