抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,Cu
2Se-In
2Se
3二元系でのβ相内の数種の組成をもつ固溶体を作製し,格子定数を精密測定して,a及びc軸の格子定数と組成との関係を明らかにすることを目的とした。また,単位胞中でSe原子位置は全て占有されていると仮定して,CuまたはIn原子の増減によって,得られた結果が説明できるかどうか検討した。目標組成は,状態図を参考としてCu
2Seに対するIn
2Se
3のモル分率(%)で評価し,68%,70%,72%,75%及び77%の固溶体を合成することとした。合成した多結晶の一部を取り出し,微粉末にして,X線回折測定を行った。得られた結果から,(c/a)をほぼ2に保ち,a軸及びc軸共にIn
2Se
3のモル%増加と共に減少する傾向が得られた。